私はロシア文学をあまり読みませんが、このたび偉大なるプーシキンの『大尉の娘(Капитанская дочка)』を読了しました。
小説として完全な体裁を持ち、とにかく素晴らしい。話はややご都合主義に過ぎるきらいがありましたが、構成の妙にうなりました。
次は韻文からなる『エヴゲーニイ・オネーギン』を読むつもりでしたが、岩波の書評で「やっぱプーシキンっていったら詩だよねー」みたいなこと言ってたんで、『プーシキン詩集』という文庫を買うべきか迷っています。
まあどうせ、両方とも最終的には買ってしまうのでしょうけれども。
ロシア文学を読もうとする人は、きまって「キャラの名前が覚えらんねえ」と言いますが、私はさいわいにしてロシア人名(ロシア人に限らないけど)を数年間軽く研究したことがありますので、その点心配はありません。
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