Weckt die Toten!
私には年齢の離れたいとこがたくさんいるのだが、その中でも最年長にあたる従兄には、おかしな友人がたくさんいる。
私は世界の猟奇殺人事件や虐殺事件や独裁者について調べるのがすきなんですが、21世紀になっても自由一杯のサハラ以南の(ボツワナ除く)国家はすごいですね。
要するにサハラ以南の(ボツワナ以外の)多くの政府首脳は、部族というか家族親戚単位で物事を考えるので、私腹を肥やすことに抵抗がないのです。頑張れアフリカの国家たち
- 【スーダン】
- イスラム系と非イスラム系の衝突から現在も民族浄化が行われている失敗国家の代表。
200万超の死者、60万の難民を生み出した土人虐殺のエース。- 【ジンバブエ】
- ムガベ大統領の失政により、アフリカの優等生から失敗国家へと数年で転落した南アフリカの雄。インフレ率のギネス記録更新も間近で目が離せない。
- 【コンゴ】
- アフリカ諸国のお家芸の内戦にとどまらず、エボラを始めとする疫病でもその名を知られた失敗大国。
世界有数の恵まれた天然資源を持ちながら、世界でも最底辺の極貧国という矛盾を一つの国の中で両立させるという偉業を成し遂げる。- 【ソマリア】
- 失敗国家というカテゴリすら突き抜けて、崩壊国家という名誉称号を得るにいたった世界一の危険国家。
海賊業が有力な外貨獲得手段という無法ぶりも国家崩壊に拍車をかける。- 【シエラレオネ】
- 内戦が終結したにもかかわらず、ひどい汚職で一向に復興する兆しのない極貧国。
ダイヤと石炭という有力な地下資源が皮肉にも政府の腐敗を助長している。
ニュース速報++ コンゴで民間人150人虐殺 ヌクンダ将軍が「即決処刑」
もう1年くらい前になるか、「皇帝ハイレ・セラシエ」という本を読んだのだが、作中にエチオピア飢餓について皇帝含め政府が世界中から非難を浴びたときのエピソードがあった。
「多くの人を、死に至らしめている飢餓の問題は、どうなっていますか」と、彼らは尋ねました。皇帝ハイレ・セラシエ―エチオピア帝国最後の日々: R・カプシチンスキー、山田 一広訳より抜粋(163ページ)
すると、
「私は、そのようなことについては何も知りません」と、情報大臣が答えます。
情報大臣が必ずしも嘘をついているわけではないことを、私は、明言しなければなりません。まず、飢餓は何百年もの間、我が国に存在していたのです。つまり、日常的で自然な事柄であり、誰もそれについて騒ぎたてることなど考えもしなかったのです。旱魃が起こり、大地が干上がり、家畜が倒れ、農民が死ぬ――これは普通のことで、自然の法則と物事の永遠の秩序に従っていたわけです。このことは、長いこと続いてきたまったく当たり前のことだったので、高官は誰一人として、高貴なる陛下に、これこれの州で誰々が餓死したなどというニュースをわざわざ聞かせてわずらわせようとは考えもしなかったのです。
もちろん、慈悲深い陛下は、ご自身で各地を回られました。しかし、飢餓が存在するような貧しい地区に足を停められる習慣はなかったのです。
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